組織・人材育成
採用広告画像を作ってみよう!!
採用広告画像で応募者のアップを目指す
株式会社ウィーク シニアコンサルタント 長谷川 周重
自社の採用広告画像はございますか?おそらくほとんどの薬局が「ない」と答えるのではでしょうか。「採用広告画像なんて作るの大変!」「費用がかかる!」「作る暇がない!」など。いえいえ、無料で直ぐできますよ!!と声を大きくして伝えたい。それが今月のテーマです。まだご準備されていない方は、是非この機会にご準備ください。貴店のイメージや採用の質がグッと向上します。
最近は、動画を作りましょうという話も増えてきましたが、少々ハードルが高いですよね。それよりも何かと便利で、汎用性が高く効果的で、簡単なのが採用広告画像です。まずは1つ作成することをお勧めします。
作る目的は、ただ1つ。応募者の増加です。1人でも多く応募が来て、貴店と合う応募者が採用できると良いですね。
採用広告画像を1つ作ると、店舗のポスターや紙面広告、WEB広告の掲載に役立ちます。自社出稿する時や紹介会社へ求人依頼をする際に、画像支給が行えます。そうすることで、求人の統一や価値が高まり、閲覧数の増加と企業・店舗のイメージ訴求が行えます。
想像してみてください。求人を探しているときに、写真があるものと、ないものを。
写真があるほうに自然と目が行きませんか。そして、頭の中で勝手に想像していませんか。写真は、相手のイメージを膨らませ、メッセージを届けることができます。テキストだけの求人よりも写真1枚で圧倒的な情報量を届けることができるのです。採用を行う上で採用広告の画像があるかないかはとても重要です。
昔は画像を作る専用ソフトが必要であるなど少し面倒でしたが、今はマイクロソフトのPowerPointなどで簡単に作ることができます。そして写真は、立派なデジタルカメラも不要で、今やスマホで綺麗な写真を簡単に撮影できます。
ここでは、簡単な作成の流れを紹介します。
ご用意するものは、
1.写真データ
2. グラフィック編集ソフト(PowerPointで可能)もしくは画像編集アプリ
3.キャッチコピー
たったこれだけで、それなりのものができます。
1.写真データ
何と言っても最重要です。正直なところ、写真素材さえあればなんとかなります。ところが、撮影が面倒くさい、顔を出したくないなどの理由で写真を準備していないところが意外と多いのです。でも、採用を成功させたいならば写真は絶対に準備することを勧めます。
写真は、一般的に店舗の外観、内観(待合やカウンターなど)、スタッフの写真の3枚で十分ですが、多くても結構です。キッズルームがある、店販品棚があるなど、何か店舗作りやサービスでこだわっていることがありましたら撮影してください。それから、撮影時のポイントが2つあります。1つは、スマホで撮影する場合、画面は横向きで撮影すること。2つめは、なるべく晴れの日に撮影すること。曇り、雨、雪の時の撮影はNGです。また、内観であっても日光が入る店舗であれば、晴れの日の撮影をお勧めします。
2. グラフィック編集ソフト・画像編集アプリ等
パソコンでの編集を前提に説明しますが、タブレット型でアプリを使用しても構いません。特にマイクロソフトのoffi ceソフトでPowerPointがある方は、こちらで作成できます。PowerPointで作成し保存する時に、拡張子をJPEGやPNGに変換してください。つまり作成したページを簡単に画像データにすることができるのです。これがとても簡単で、便利です。
3.キャッチコピー
最後にキャッチコピーを考えましょう。求職者にこれだけは自慢、これだけは是非伝えたいというものを考えてください。写真でイメージを届けて、キャッチコピーでメッセージを届けることができます。メッセージは、共感を生むきっかけになります。できれば、ありきたりなキャッチコピーよりも少し独自性のあるコピーが良いでしょう。不安であれば、スタッフの皆様と一緒に考えてみるのも良いと思います。一緒になって採用活動をすることで店舗の団結力も高まることと思います。
以上、1~3を経て、グラフィックデザイナーでもない素人の私であってもPowerPointで、下記のような採用広告ができます。いかがでしょうか。

誌面上の都合でモノクロで申し訳ございませんが、この写真1枚で、テキストだけでは伝わらない何かが伝わってきませんでしょうか。
例えば、
・なんとなく、優しそうな店舗だ。
・明るくて清潔感のあるお店だ。
・スタッフ間が仲良さそう。
・働いているスタッフの年齢層はこれぐらいなのか。
など
写真の情報伝達力はとても大きいと思いませんか。このような採用広告画像をあっという間に作ることができます。もちろん紹介会社や求人媒体社に作ってもらっても良いのですが、作成した画像が版権で頂けないこともあります。まずは手作り感があっても良いので、ご自身で作成してみてください。そして、慣れてきたら写真やメッセージを変えてみたり、配置やフォントを変えながら、いくつかパターンを作ってみてはどうでしょうか。この機会に採用広告画像で応募者のアップを目指しましょう!
【2023.4月号 Vol.323 保険薬局情報ダイジェスト】
最近は、動画を作りましょうという話も増えてきましたが、少々ハードルが高いですよね。それよりも何かと便利で、汎用性が高く効果的で、簡単なのが採用広告画像です。まずは1つ作成することをお勧めします。
作る目的は、ただ1つ。応募者の増加です。1人でも多く応募が来て、貴店と合う応募者が採用できると良いですね。
採用広告画像を1つ作ると、店舗のポスターや紙面広告、WEB広告の掲載に役立ちます。自社出稿する時や紹介会社へ求人依頼をする際に、画像支給が行えます。そうすることで、求人の統一や価値が高まり、閲覧数の増加と企業・店舗のイメージ訴求が行えます。
想像してみてください。求人を探しているときに、写真があるものと、ないものを。
写真があるほうに自然と目が行きませんか。そして、頭の中で勝手に想像していませんか。写真は、相手のイメージを膨らませ、メッセージを届けることができます。テキストだけの求人よりも写真1枚で圧倒的な情報量を届けることができるのです。採用を行う上で採用広告の画像があるかないかはとても重要です。
昔は画像を作る専用ソフトが必要であるなど少し面倒でしたが、今はマイクロソフトのPowerPointなどで簡単に作ることができます。そして写真は、立派なデジタルカメラも不要で、今やスマホで綺麗な写真を簡単に撮影できます。
ここでは、簡単な作成の流れを紹介します。
ご用意するものは、
1.写真データ
2. グラフィック編集ソフト(PowerPointで可能)もしくは画像編集アプリ
3.キャッチコピー
たったこれだけで、それなりのものができます。
1.写真データ
何と言っても最重要です。正直なところ、写真素材さえあればなんとかなります。ところが、撮影が面倒くさい、顔を出したくないなどの理由で写真を準備していないところが意外と多いのです。でも、採用を成功させたいならば写真は絶対に準備することを勧めます。
写真は、一般的に店舗の外観、内観(待合やカウンターなど)、スタッフの写真の3枚で十分ですが、多くても結構です。キッズルームがある、店販品棚があるなど、何か店舗作りやサービスでこだわっていることがありましたら撮影してください。それから、撮影時のポイントが2つあります。1つは、スマホで撮影する場合、画面は横向きで撮影すること。2つめは、なるべく晴れの日に撮影すること。曇り、雨、雪の時の撮影はNGです。また、内観であっても日光が入る店舗であれば、晴れの日の撮影をお勧めします。
2. グラフィック編集ソフト・画像編集アプリ等
パソコンでの編集を前提に説明しますが、タブレット型でアプリを使用しても構いません。特にマイクロソフトのoffi ceソフトでPowerPointがある方は、こちらで作成できます。PowerPointで作成し保存する時に、拡張子をJPEGやPNGに変換してください。つまり作成したページを簡単に画像データにすることができるのです。これがとても簡単で、便利です。
3.キャッチコピー
最後にキャッチコピーを考えましょう。求職者にこれだけは自慢、これだけは是非伝えたいというものを考えてください。写真でイメージを届けて、キャッチコピーでメッセージを届けることができます。メッセージは、共感を生むきっかけになります。できれば、ありきたりなキャッチコピーよりも少し独自性のあるコピーが良いでしょう。不安であれば、スタッフの皆様と一緒に考えてみるのも良いと思います。一緒になって採用活動をすることで店舗の団結力も高まることと思います。
以上、1~3を経て、グラフィックデザイナーでもない素人の私であってもPowerPointで、下記のような採用広告ができます。いかがでしょうか。

誌面上の都合でモノクロで申し訳ございませんが、この写真1枚で、テキストだけでは伝わらない何かが伝わってきませんでしょうか。
例えば、
・なんとなく、優しそうな店舗だ。
・明るくて清潔感のあるお店だ。
・スタッフ間が仲良さそう。
・働いているスタッフの年齢層はこれぐらいなのか。
など
写真の情報伝達力はとても大きいと思いませんか。このような採用広告画像をあっという間に作ることができます。もちろん紹介会社や求人媒体社に作ってもらっても良いのですが、作成した画像が版権で頂けないこともあります。まずは手作り感があっても良いので、ご自身で作成してみてください。そして、慣れてきたら写真やメッセージを変えてみたり、配置やフォントを変えながら、いくつかパターンを作ってみてはどうでしょうか。この機会に採用広告画像で応募者のアップを目指しましょう!
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