保険薬局
【続き】テキストコミュニケーションのひと工夫
コミュニケーショ ンツールを使う際の工夫や注意点
一般社団法人薬局支援協会 代表理事 薬剤師 竹中 孝行■注意したいこと
続いて、テキストコミュニケーションにおいて注意したい点をご紹介します。
・緊急連絡は避ける
すぐに確認や連絡が必要な場合、テキストではなく電話や対面でのコミュニケーションを行うべきです。テキストのみでは内容が難解であったり、誤解を招く可能性が高まるため、特に重要な内容は直接会話で伝えるほうが良いでしょう。
・感情的な発言は避ける
感情的になってテキストでのやりとりをすることは避けましょう。問題がない話も、一つの発言で信頼関係を損ねることがあります。感情的になった場合は、一晩待って返信することをお勧めします。また、多くの場合、チャットはオープンな空間であり、様々な人が参加しています。ネガティブな発言は他の人からの信頼も損ねるため、公開の場であることや記録が残ることを意識し、ネガティブな発言を避けるようにしましょう。
・オンオフを明確に
便利な反面、コミュニケーションツールの確認が常に必要となり、夜や休日にも通知が来ることがあるかもしれません。内容が気になって休みが取れないなど、過度のストレスにならないように、しっかりと時間を区切って業務時間外は確認しない、対応しないなど、オンとオフを明確にすることをお勧めします。
■まとめ
今回は、チャットやメッセージなどのコミュニケーションツールを使う際、私自身が工夫していることや注意している点を紹介しました。業務上、不可欠になっているにも関わらず誰かに教わる機会もない分野だと思います。紹介した内容が少しでも参考になれば幸いです。日々の業務にお役立てください。
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【2024.10月号 Vol.341 保険薬局情報ダイジェスト】
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